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* 令制国一覧 > 畿内 > 摂津国 > 菟原郡 > 天城郷 ---- 天城郷(あまぎのさと)は摂津国菟原郡の郷の一つであり、神戸市灘区北西部の旧大字篠原、山田、稗田、五毛、畑原、上野、原田に跨る範囲にある。 == 由来 == 名前の由来には各説ある。天城郷を『和名抄』の一本にアマシキと読ませているものがあり、それを元に、「アマ」とは野に対し山手にある位置を示し、「シキ」とは''磯城、志紀、式、敷''などの文字で表される、神を祀る斎庭(ゆにわ)または神奈備(かんなび)の所在をいうとする説。 この地に河内国を本拠とする志貴氏(志紀氏)が上下に分かれ住んでおり、上を「天の志貴」、下を「野の志貴」といって、後に天城と布敷(布敷郷)となったとする説。 奈良時代末期784年、都賀野宿禰の子が天城野の姓を賜ったことからという説。神戸史学会の川辺賢武による「アマギ」とは「甘木」すなわち甘味料を取る木が自生していたからという説。 また、楠原佑介らの『古代地名語源事典』によるアマキ・アマギ・アマシキのいずれも「崖地を意味する地名」としているのは、地形的には合うが、決め手はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天城郷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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