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天売島[てうりとう]
天売島(てうりとう)は、北海道留萌振興局管内の苫前郡羽幌町にある羽幌港の西30kmの日本海に浮かぶ島。島の東側に並んで浮かぶ焼尻島とともに羽幌町に属している。面積5.50km2、周囲約12㎞、人口は377人(平成22年4月現在)。島の名は、アイヌ語の「テウレ」(魚の背腸)、もしくは「チュウレ」(足)に由来すると言われている。 == 概要 ==
羽幌町立の北海道天売高等学校(定時制)があり、4学年あわせて生徒数6人(1学年3名、2学年3名、3学年と4学年はゼロ)、教員9人(2013年4月現在)の小規模校である。また、島の医療機関としては唯一、天売診療所がある。常勤の医師は不在(2012年4月現在)だが、看護師、事務員各1人が常駐している。急患が発生して北海道本島の医療機関に搬送する必要がある場合は、札幌からヘリコプターによる空輸を依頼し搬送、海上保安庁の巡視艇による搬送、島内の漁師が所有する漁船による搬送のいずれかで対処されている。 1808年の樺太出兵から帰還中の会津藩士が嵐に遭い、この島に漂着した。 1961年には、この島を舞台としたテレビドラマ『オロロンの島』が、北海道放送制作・TBS系列「近鉄金曜劇場」で放映された(第16回芸術祭賞受賞)。また2004年には、天売診療所を舞台としたテレビドラマ『女医・優〜青空クリニック〜』が、東海テレビ制作・フジテレビ系列で放映された。 2011年度全日本吹奏楽コンクール課題曲II「天国の島」は、この島を舞台にした楽曲である(作曲者の佐藤博昭は、この島で1年間、中学校の音楽科教諭として勤務していた経験がある)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天売島」の詳細全文を読む
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