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『天外魔境ZERO』(てんがいまきょうゼロ)は、1995年12月22日にハドソンより発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトである。ジャンルはRPG。 == 概要 == 『天外魔境シリーズ』唯一のスーパーファミコン作品。広井王子は現場の開発スタッフ内において、自分達の子供が『ドラゴンクエストシリーズ』『ファイナルファンタジーシリーズ』をプレイしているものの、自分達が手がけた天外魔境シリーズはプレイしていない事を悔やむ声が聞こえ始めた為、スーパーファミコンでの発売を決めたと語っている〔攻略本 『天外魔境ZERO マル秘公式ガイドブック』1996年1月5日発売 (アスペクト刊) 開発者インタビューより〕。 特殊チップの内蔵によって容量を圧縮処理し、鮮明なグラフィックやアニメーション演出を可能としている。本作最大の特徴はPLG(パーソナル・ライブ・ゲーム)システムと呼ばれる、現実世界の時間によってゲーム内のイベントが変化するシステムである。これはカートリッジにカレンダー・時計を内蔵することによって実現したもので、本システムの採用は、「ハデな事をしよう」という広井の発想への、開発スタッフの「ゲームの中で犬が飼いたい」という意見から着想を得ている〔攻略本 『天外魔境ZERO マル秘公式ガイドブック』1996年1月5日発売 (アスペクト刊) 開発者インタビューより〕。 舞台はタイトルの「ZERO」が示す通り、従来作よりも遥か古代のジパングとなっており、物語として直接的な関連性はほとんどない。ストーリーは日本神話をモデルとしたものとなっている。また、天外魔境シリーズでは唯一、声優が設定されていない。 本作のロムカセットの容量は40Mbitだが、上述の特殊チップによる容量圧縮により、データ量としては72Mbit程のファイルサイズに相当することから、広告などでは「72Mbit相当」と記載され、大々的な宣伝がなされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天外魔境ZERO」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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