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天神山 (防府市)[てんじんやま]
天神山(てんじんやま)は、山口県防府市にある山である。標高は166.9m。別名、酒垂山(さかたりやま)。 == 概要 == 天神山は、防府市のほぼ中央に位置し、北西側に佐波川が流れ、北東側は多々良山や矢筈ヶ岳に連なる。また、南山麓には防府天満宮がある。 松崎天神縁起によると、藤原時平の讒言によって大宰府に流されるた菅原道真が亡くなった翌日に、勝間の浦には神光が現れて酒垂山(天神山)に紫色の瑞雲が棚引いたと言われており、この出来事によりこの山に松崎天神(防府天満宮)が建立されたとされる〔防府天満宮由緒 - 防府天満宮〕〔菅原道真 - 防府Web史館(防府市教育委員会文化財課)〕。また、山の中腹にある岩からの湧き水が飲料水として用いられていたが、東大寺再建のために防府に来た重源が松崎天神の加護を求めて社殿の造営をしたところ、湧き水が酒に変わったとの言い伝えもある〔酒太利神社の説明板より〕。 山麓一帯は、古代に周防国の国府・総社・国分寺が建てられるなど、同国の中心地として栄えた。また、山の南西部には6世紀後半のものとされる古墳があったと言われ、古墳から発見されたとされる物品が防府天満宮に保管されている。ただし、古墳自体は壊されてしまったため現在では位置も不明〔天神山古墳 - 防府Web史館(防府市教育委員会文化財課)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天神山 (防府市)」の詳細全文を読む
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