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天竺徳兵衛[てんじく とくべえ]
天竺 徳兵衛(てんじく とくべえ、慶長17年(1612年)- 没年不詳)は、江戸時代前期の商人、探検家。 ==人物== 播磨国加古郡高砂町(現在の兵庫県高砂市)に生まれる。父親は塩商人だったという。 寛永3年(1626年)、15歳のときに京都の角倉家の朱印船貿易に関わり、ベトナム、シャム(現在のタイ)などに渡航。さらにヤン・ヨーステンとともに天竺(インド)へ渡り、ガンジス川の源流にまで至ったという。ここから「天竺徳兵衛」と呼ばれるようになった。 帰国後、江戸幕府が鎖国政策をしいた後、見聞録『天竺渡海物語』(『天竺聞書』とも)を作成し、長崎奉行に提出した。鎖国時に海外の情報は物珍しかったため世人の関心を引いたが、内容には信憑性を欠くものが多いとされる。 高砂市高砂町横町の善立寺に墓所が残っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天竺徳兵衛」の詳細全文を読む
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