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天野 清継(あまの きよつぐ、1956年 - )は東京都出身のジャズ・ギタリスト。 == 経歴 == 3歳よりピアノ、11歳でギターを始めた。立教大学では軽音楽部内のジャズ研に所属。卒業後にジャズ・サックス奏者の渡辺貞夫のバンドに加わり、全国ツアーに参加した。以後プロ活動を開始し、矢沢永吉等と共演。1988年に渡米し、Grove school of music 作編曲科卒業。この時「Book Of Colors」というグループを作って活動もした。 帰国後の1991年にソロ・デビューアルバム、''AZURE''をビクターエンタテインメントから発表。ピアニストの国府弘子やドン・グルーシンを迎えている。タイトル曲はクラシック音楽の楽曲として知られる、オペラ『イーゴリ公』第2幕ダッタン人の踊り(アレクサンドル・ボロディン作曲)を基にした曲である。同曲はJTが発売しているたばこ「ピース・ライト・ボックス」のCM曲として使われた。ヘビースモーカーで知られる天野自身もこのテレビCMに出演。ヒット・アルバムとなる。1992年はにストリングスを取り入れたアルバム、''Branché''を発表した。 1993年には国府弘子と、両者の頭文字をとった「天国プロジェクト」を作り、''Heaven''を、1995年に''Heaven and beyond''を発表した。 1996年には 「TAOS featuring AMANO」というユニットを作り、''Yuman's Dance''を発表、エレクトリック・ギターを大きく活用している。2000年発表の''Book Of Colors''ではヴォーカリストとしての腕も見せている。また、dorlisなどヴォーカリストのプロデュース・ワークも積極的に行っている。 2003年に、''navajo trail''を発表、則竹裕之、山下政人、グレッグ・リー等を迎えており、ジャズの要素を深めた音楽をだしている。2004年にはベーシスト鳥越啓介、ドラマー吉岡大輔と「Silent Jazz Trio」を結成しセルフ・タイトルを発表、自身初のジャズアルバムとなる。2007年には自己のヒット曲"Azure"を含むアコースティク・ギター・ソロ・アルバム''In the Air''を発表。現在、ベースの岡田治郎、鳥越啓介、ドラムの大槻カルタ英宣らとEJT(Electric Jazz Trio)を結成しライブハウスで活動。 現在も多くのアーティストとセッション活動を行っており、渡辺貞夫、渡辺香津美、葉加瀬太郎、古澤巌、coba、平井堅、手嶌葵、夏川りみ、ジャンク フジヤマ等と共演、またテレビやCM等の音楽製作も手掛けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天野清継」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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