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天願 大介(てんがん だいすけ、本名:今村大介、1959年12月14日 - )は、脚本家、映画監督。「天顔大介」という表記は誤りである。 == 経歴・人物 == 映画監督今村昌平の長男として東京都に生まれる。今村昌平が設立した日本映画学校で専任講師をし俳優科担任も受け持つ。 東京都立秋川高等学校卒業後、琉球大学法文学部に入学。卒業後の1983年、寺山修司監督の『さらば箱舟』に美術スタッフとして参加する。高校時代の同級生にミュージシャンの直枝政広、先輩に浅野祥之がいる。 1984年新潮社に入社後は、雑誌編集などをしていたが、1990年、初めて脚本・監督をつとめた『妹と油揚』でPFF(ぴあフィルムフェスティバル)審査員特別賞などを受賞し、バンクーバー国際映画祭などから招待を受け、高評価を受ける。 1991年、新潮社を退社し、『アジアンビート/アイラブニッポン』で脚本・監督をこなし、長編映画デビューをする。その後、林海象監督の『私立探偵・濱マイク』シリーズの脚本を担当する。 1993年、障害者プロレス団体、「ドッグレッグス」を追った長編ドキュメンタリー『無敵のハンディキャップ』を製作し、大きな反響を呼ぶ。 また、父・昌平監督の『うなぎ』、『カンゾー先生』、『赤い橋の下のぬるい水』の共同脚本も手がけた。 1995年、アスキーより雑誌メディアとして初めてのCD-ROMを使ったドラマ連載『12 twelve ~ 天願大介の12幕~』を発表。出演は阿部寛、ルビー・モレノ、宙也、三上寛、佐野史郎、高嶋政宏ら。月刊誌「TechWin」付録CD-ROMに収録。 2002年、アメリカ同時多発テロ事件とその後の世界について世界の映画監督が短編を競作した『11'09''01/セプテンバー11』に日本から参加した父・昌平の作品の脚本を担当した。 同年、中途障害者になった青年が合気柔術に魅せられ自分の道を見つけていく姿を描いた『AIKI』を「日活創立90周年記念作品」として発表し、高い評価を得るとともに、興行的にも大成功を収めた。 2006年11月、乙一原作の小説を映画化した『暗いところで待ち合わせ』が公開。 佐藤友哉原作の『デンデラ』が、2011年6月公開された。主演は浅丘ルリ子。この映画は姥捨伝説をもとに描かれており、父・昌平監督の代表作『楢山節考』と通じるところがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天願大介」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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