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太政官日誌 : ウィキペディア日本語版
官報[かんぽう]

官報(かんぽう)は、国、即ち政府機関紙である。国としての作用に関わる事柄の広報および公告をその使命とする。「官」とは中央政府のこと。
本項では日本国のそれについて記す。
== 制定 ==
法律政令条約等の公布をはじめとして、国や特殊法人等の諸報告や資料を公表する「国の広報紙」「国民の公告紙」としての使命を持つ。会社の公告として、合併公告、決算公告なども掲載される。
前身は太政官正院文書局が1872年から発行していた「太政官日誌」であった。1877年に同局と同誌は廃止され、その後の7年間は、東京日日新聞の「太政官記事」、「広報」の欄が官報の機能を代行する状態となっていた〔「同誌の廃せられてのち、明治十六年七月官報創始に至る迄約七年間は政府の官報公布期間は存せず(官報の前身『太政官日誌』)」。内閣印刷局、1943年。国立国会図書館。〕。
明治16年(1883年7月2日参議山縣有朋の建議により、新たに設置された太政官文書局が初めて発行した〔明治十六年太政官達第二十七号(官報の発行) を参照〕。当初、編集・発行業務は太政官文書局で行っていたが、その後内閣官報局内閣印刷局大蔵省印刷局財務省印刷局を経て、平成15年(2003年)4月以降は独立行政法人国立印刷局が行っている。
なお、「官報」の題字は三条実美によるものである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「官報」の詳細全文を読む



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