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たいはっくるは、仙台市太白区・長町副都心の東日本旅客鉄道(JR東日本)/仙台市地下鉄(SS)長町駅前にある公共施設・商業施設・タワーマンションを主な構成要素とする複合施設である。 施設は、株式会社たいはっくるが管理運営している。 == 概要 == 1914年(大正3年)から1961年(昭和36年)まで運行された秋保電気鉄道のターミナル駅だった秋保電鉄長町駅の跡地は、バスの長町ターミナルとして同線廃止後は仙南交通、1970年(昭和45年)からは宮城交通が利用した。その跡地約1.16haに「長町駅前第一地区第一種市街地再開発事業〔長町駅前第一地区第一種市街地再開発事業 (仙台市)〕〔長町駅前第一地区第一種市街地再開発事業 (仙台市)〕」を施行し、約200.6億円をかけて1999年(平成11年)に設置されたのが「たいはっくる」である。 建物は、以下の3つに大きく分かれる〔仙台市太白区文化センター (財団法人仙台観光コンベンション協会)〕。 # 地上31階建て:低層階に商業施設、高層階は「ライオンズタワー仙台長町」 # 地上6階建て:低層階に商業施設、その上に「楽楽楽ホール」や市の公共施設 # 地上5階建て:市の公共施設 本来は3つの建物を合わせた複合施設を「たいはっくる」と言うが、「楽楽楽ホール」が入る2.の6階建ての建物を指して「たいはっくる」という場合もある。 1.と2.は長町ターミナルの跡地に建っており、2010年7月まで窓口業務として宮城交通の長町定期券発売所が入店していた。3.はそこから南西に延びる秋保電鉄の軌道敷跡の一部に建てられている。1.と2.は1階で繋がり、両者の間にはアーケードがかけられている。2.と3.は3階の高さでブリッジで繋がっている。1.と2.の両建物に入る商業施設区画は一体的に「イオプラザ」と呼ばれている。 仙台市地下鉄南北線・長町駅の南1出口が「イオプラザ」にあるほか、JR長町駅も旧国道4号をはさんで向かい側にあり、交通アクセスがよい。 なお、当施設が開業してから長町駅東口のバスターミナルの整備・稼働開始までは、宮城交通の方向幕は、電光幕を含めて「長町ターミナル」行という表示のままであった。現在は、一部で「長町四丁目」行(交通局で云う、長町営業所行きに相当)となっている以外は、「JR長町駅東口」行となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「たいはっくる」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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