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太臓もて王サーガの登場人物
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太臓もて王サーガの登場人物 : ウィキペディア日本語版
太臓もて王サーガの登場人物[たいぞうもてきんぐさーがのとうじょうじんぶつ]

太臓もて王サーガの登場人物(たいぞうもてキングサーガのとうじょうじんぶつ)は、大亜門の漫画作品『太臓もて王サーガ』に登場する架空の人物の一覧。
特に表記のない人物は実界人(普通の人間)。
== メインキャラクター ==
; 百手 太臓(ももて たいぞう)
: 主人公。正体は間界の王子「バアル・ゼブル」。私立ドキドキ学園高等学校1年H組→2年B組→3年F組。
: 三角おむすびを彷彿とさせる三角頭で二頭身と特徴的な外見で、頭の大きさゆえ、前開きの服しか着られない。よくおねしょ(悠の策もあるが)をし、また辛いものを食べると腹を下す。
: 「自分の意思」を何よりも優先させる間界人の中にあって、輪をかけて自己中心的な思考の持ち主。エロをアイデンティティとし、デリカシーも学習能力も皆無な為、言う事やる事のほぼ全てがセクハラ。他、性格面で言えば殆ど非の打ち所しか無いが、本人は「誰も自分の良さを理解してくれない(魅力に気付かない)」と言って譲らない。学業も振るわず、成績は学年ブービー。
: ハーレムランドの住人(女性)探しのため実界を訪れたが、その外見と性格、変態的行動のため(紋やケサ等、一部の例外を除き)全く成果はない。一時、矢射子後継の生徒会長になるも早々にクーデターを起こされ、解任されている。名字の「百手」はかつて矢射子宅にホームステイした際の名残。意外にも間界最高のプラチナクラスの実力者で、興奮度(テンション)に応じて、能力がアップする。またテンションが一定以上に達すると人間の姿を保てなくなり、正体を現す。魔法を使う他、テンションに応じたクラスの契約者を自分の肛門(アスタリスク・ゲート)から召喚する能力を持つ(宏海曰く、太臓が召喚する間界人にはろくなのがいない)。また、これとは別に第20章から筋肉質・長身化する事が出来るようになっており、この状態では特殊能力は使えないが、身体能力が向上するという設定。種族の上では悪魔と呼ばれるだけの事はあって(当人は無邪気さを振りまき善意を施してるつもりで)邪悪の限りを尽くし、関わった多くの人間を(地味ながらも確実に、そして無自覚の内に)不幸な境遇に落としている。
: 名前の由来は「(女性に)モテたいぞう」から。読み切り版では『百手太造(読み方同じ)』の名前。またキャラクターとしては古い部類なのか、掲載初期の読切作品「もて塾恋愛相談」「もて塾へ行こう!」(WJ・2002年34号・44号)に『茂手太造(もて たいぞう)』という名前で登場している。
; 安骸寺 悠(あんがいじ ゆう)
: 間界人、蛇王(ナーガラージャ)。
: 太臓の側近だが、その理由は「そばにいると面白いものが見られるから」であり忠誠心は0で、太臓を殴る事すらある(ただしクビにならない程度には雑務はこなしている)。よって太臓の嫁が見つかるかどうかは、どうでもいい様子。面白追求のためならいかなる労苦をも惜しまず、事態をより面白くする為に太臓や宏海たちを利用する事もしばしばで、マッチポンプじみた行為さえも厭わない。
: 実界でのおもちゃ第1号である宏海の、間界の王にも臆さぬツッコミの才には「エース」の称号を(当人の意向は無視して)贈るほど高く評価しているが、それ以外の価値など何一つ認めていない。宏海と矢射子との恋模様に関して表向き傍観を決め込みつつ(意図してこじれさせようとしたのは一、二回程度)、その進展を後押しするかのような言動を幾度かしたのも、矢射子をも面白仲間(オモチャ)に入れようと言う思惑から。
: 体中に「千の目(サウザン・アイズ)」を持ち、目にはそれぞれ異なる特殊能力がある。腕の長さを自在に調節してムチのように操る事も可能。「究極の面白」を求めていつもビデオカメラを所持。冷静沈着で普段は全く表情を変えない(興奮しても鼻息を荒くする程度)。時おりクールに下ネタをかます。蛇なだけに冷気が苦手で、あいすの冷気攻撃からの回避率が高い(単に要領がいいだけでもある)。寒さに弱いので冬はかなり着込む。翠に好かれているが、軽くあしらっている。苗字の安骸寺は、適当なものが無かったので間界人の敵である日本討魔師協会の総本山である「安骸寺」から取った。実はゴールドクラス(本来ナーガはシルバークラスだが、ナーガラージャの悠は1ランク上である)。本名は忘れているらしい。最終話では太臓の暴走を期待するためだけに間界に帰ろうとしていたが、太臓の予想外の行動に初めて感情を露にした。
: 名前の由来は、案外自由(あんがい じゆう)から。読み切り版では『蔵人遊(くろうど ゆう)』の名前。
; 阿久津 宏海(あくつ こうみ)
: 「赤い悪魔」と呼ばれ恐れられる不良少年だったが、ひょんな事から間界人と間違えられた事がきっかけで、太臓と召喚契約させられてしまった。
: 2年B組になってからはあいすに太臓係を強制的に任命され、それは3年F組に進級後も続いている。ツッコミ気質で流され体質。鋭いツッコミをする事が多いが、精神的に余裕が無い時などはストレートなツッコミをすることがある。彼が真の主人公であるという見方もある(ドラえもん形式)。太臓達と出会ってからろくな目にあっていないが、何だかんだ言って結構面倒見が良い性格。妹・伊舞が居るが、両親が離婚したため離れて暮らしている。赤毛に黒いツノのようなクセ毛は、兄妹揃って母譲りの地毛。体格が良く、実界人としてはかなり強い。空条承太郎コスプレは麻仁温子も認めるほど。
: 後に伊舞がドキドキ学園高校に入学して以来、妹に対して溺愛に近い過保護な面も見え出し、妹が絡むと時折ボケキャラと化すようになった。玲夜をシスコン野郎と言う事があるが、宏海も同等以上のシスコンである(本人はあまり自覚していないようである)。一方で父親の過干渉振りにはうんざりしていて、早く家を出たいと思っている。
: 5月3日生まれ。
: 自身を巡っての色恋に関しては、罪とも異常とも言われるほど鈍感(元より他人のそれに対しても無頓着ではあったが)。ゆえに長い間、矢射子に恋心を抱かれているのに全く気付かなかった(夕利と両想いだと勘違いしていた時期もある)が、矢射子が卒業する時のラブ・デスティニーにてその好意が自分に向いているのではないか、と半信半疑に。その後の旅行先での衝撃的な告白などを経て、遂に彼女の想いを(その思い余っての奇行の数々をもひっくるめて)受け入れる覚悟を決めた。以降、周囲(特に太臓)に自分達の交際が露見しないかと戦々恐々とする日々を送っていたが、初デートの際に発生した非常事態の収拾を機に、二人が付き合っている事を自ら明かした。
: 彼自身は太臓よりも自分をいじる悠に対して不快な感情を抱いており、そのために討魔師の側に着いた事もある。しかし、最終回で悠と別れることができたはずだが、最終的には友情を取り幸運香を使ってまで悠を実界に残した。
: 名前の由来は「悪ツッコミ(あくつっこみ)」から。読み切り版では『明津宏海(あかつ こうみ)』の名前。
; 佐渡 あいす(さど あいす)
: 間界人、雪人(雪女)。1年G組→2年B組→3年F組。学級委員長。
: 学内では美少女として有名だが、言い寄る男子生徒を片っ端からこっ酷く振って来たが故に「氷の微笑女」の異名を持つ。拷問好きのドS。クールな性格で普段ほとんど笑わない。貧乳(しかし正確なサイズは不明)。同じように太臓たちのせいで迷惑を蒙っている矢射子とは、なぜか仲が悪い(本人は理由が分からないと言っている)が、軟化の傾向にある。間界人絡みのトラブルを解決する間界領事をやっており、仕事で多忙な事などから自身の恋愛については時間の無駄としか思っていない模様。
: 成績優秀で、1年生の時は学年トップ。(彼女自身の特殊能力のせいもあってか)手先が器用で、造形センスも中々のもの。
: 雪人としては成体の一歩手前にあたる。そのため、冬場は力が制御出来なくなる。一方夏場は力が弱る為、泳ぎを覚えていない(カナヅチ)。火を使った料理を作るのも苦手。にもかかわらず風呂には普通に入れるようだ。
: 氷で武器、拷問道具などを即座に作る(本人曰く、溶ければ証拠がなくなるので便利。トゲ付き棍棒が多い)。よく太臓や真白木、または巻き添えの宏海を氷漬けにする。基本は仕置きのためだが、胸のサイズの話に触れられると不条理な攻撃もする。太臓がエロでテンションを上げるのと同様に、彼女は殺意でテンションを上げる(第一段階は目の色が変わる。第二段階では更に耳が尖り、自身の周囲を寒風が吹き荒ぶ)。
: 間界領事という仕事自体ほとんどボランティアでやっている所為か、時折貧乏性な面を覗かせる(日用品は特売の物を買い込む、’05年末に着ていたTシャツを翌年末にも着ている、等)。
: 佐渡ケサの元にホームステイしている。かつては会話らしい会話もなかったようだが、太臓達が登場してからは(愚痴を言い出した事を通じて)良好な関係を築いている。ケサの前では素の自分を出していられる事から、彼女を大切な家族と感じており、そのため彼女には強く出られない。
: 名前の由来は、姓はサド(サディスト)、名前はアイス(氷)から。読み切り版では『九十九目あいす(つづらめあいす)』の名前で、年齢も11歳と幼いが、クールでサディストなのは変わりない。
; 百手 矢射子(ももて やいこ)
: 討魔師。元生徒会長。身長168cm。バスト92cmGカップの巨乳。
: 普段から木刀を持ち歩いている他、討魔師武具「武装セイバー」も使う。昔京都に住んでいた時太臓を家に下宿させていたが、その時の太臓の行動が原因で当時の彼女の人間関係はことごとく崩壊。それ故に太臓を心底嫌っており、彼を倒す(処刑する)為日々策を巡らせていた。
: 二度にわたって宏海に絶体絶命のピンチを救われたことにより、その男気と優しさに触れ恋心を抱くようになるが、プライドの高さが邪魔して素直になる事が出来ず、宏海と自分のアブない妄想や、彼に近寄る女性への嫉妬などから瞬時にパニクってしまい、常軌を逸した行動に走る事もしばしば。卒業を前にしてようやくほぼ告白に近い行為を行っているものの、それでも状況はほとんど進展していなかったが、春休みの旅行中に晴れて彼氏・彼女の関係になった(その後のある一件を境に、呼び名も「阿久津」から「宏海」へ)。大学受験には失敗し、浪人生となってしまったものの、宏海に「おはよー」と笑いかけるその顔は幸せ一杯であった。
: 兄弟はおらず、現在は父母と家族3人暮らし(ちなみに両親の夫婦仲は良好だが性癖としてSM趣味があり、矢射子自身も乾に対してはサディストである)。海の家を経営する伯母がいる。ぬいぐるみと妄想おしゃべりをする趣味がある。重度の赤面症。宏海絡みで興奮するとすぐ鼻血を出し、自爆による物理的外傷の出血も多い。エビが苦手。あいすと宏海の仲を勘繰り、あいすには警戒心と敵対心を抱いていたが、’06年の大木家の年忘れパーティーを転機として軟化の傾向にある。
: 名前の由来は、百手祭と、その祭りの中で行われる、的に向かって矢を射る行事から。また桃太郎のダジャレ(百手矢射子→百手アロー→ももてあろう→ももたろう)。
: 8月15日生まれ〔大亜門公式サイトの「こども電波相談室」より。2015年3月に少年ジャンプ+の「ジャンプ大復刻祭」で本作の復刻連載が決まったことにより読者からの質問に答える「こども電波相談室」が臨時開設された。「実界人キャラの誕生日が知りたい」という質問に百手矢射子、乾一、坂田金時、笛路紋、吉下千里の誕生日が「今決めました」として回答された〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「太臓もて王サーガの登場人物」の詳細全文を読む



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