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太陽光度(たいようこうど、)とは、光度の単位の1つであり、記号で表す。通常、恒星などの天体の光度(見かけの明るさではなく、実際の明るさ)を表すのに用いられる。1太陽光度は、3.839 × 1026 W、3.839 × 1033erg/sに当たる太陽の光度と等しい。ただし、太陽は弱い変光星であり、太陽変動によって光度は常に一定ではない。 == 計算 == 太陽光の当たる地表面積と、地球-太陽間の平均距離(1天文単位)を半径とする球の表面積を比べることにより、地球が受け取っている太陽光のエネルギーを計算することができる。 *地球の半径は、3963マイル(6378km) *太陽光を受ける地表面積は、Π×(地球の半径)2=4930万平方マイル(1億2800万平方km)・・・(面積1) *太陽地球-太陽間の平均距離(1天文単位)は、9300万マイル(1億5000万km) *1天文単位を半径とする球の表面積は、4×Π×(1天文単位)2=1.09×1017平方マイル(2.82×1017平方km)・・・(面積2) *地球に到達する太陽エネルギーは、P(太陽全体)×(面積1)/(面積2)=1.77×1017W *地表1平方当たりの太陽エネルギーは、P(太陽全体)×(1/16092)/面積2=1387W(太陽定数) *人類の利用しているエネルギー量の見積もりは、12×1012W *それだけのエネルギーをまかなうにはどれほどの地表面積が必要か? *最高性能の太陽電池は、33%の効率で太陽光のエネルギーを利用できる。 *必要地表面積=12×1012/(1387×0.33)=26×109平方m=10122平方マイル(雲などの効果を考慮するとさらに必要である。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「太陽光度」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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