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奈良電気鉄道デハボ1200形電車 : ウィキペディア日本語版
奈良電気鉄道デハボ1200形電車[ならでんきてつどうではぼ1200がたでんしゃ]

奈良電気鉄道デハボ1200形電車(ならでんきてつどうデハボ1200がたでんしゃ)とは、奈良電気鉄道(奈良電)が1954年に製造した電車の1形式である。
奈良電で最初で最後の例となる、WNドライブを搭載する高性能のセミクロスシート車であり、同社の大株主であった近畿日本鉄道(近鉄)が翌年以降量産する高性能車群のテストベッドとしての役割を果たした。
また、高性能車であったが故に奈良電の近鉄への合併後、転変を繰り返したことで知られる。
== 概要 ==
1954年近鉄奈良 - 大和西大寺 - 京都間特急創設にあたって、同年7月にナニワ工機で以下の2両が製造された。
*デハボ1200形デハボ1201・デハボ1202
::両運転台付制御電動車(Mc)
先行する近鉄モ1450形での台車・駆動装置などの開発成果をはじめ、当時の最新技術をフルに投入して開発された画期的な高性能車であり、大手私鉄でも75kW級の低出力電動機を全車に搭載する全電動車方式が一般的であった当時、思い切って大出力電動機を採用し、当初より制御車1両を連結してMT比1:1の経済編成で運用することを前提に計画されるなど、先進的な設計コンセプトを備えていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「奈良電気鉄道デハボ1200形電車」の詳細全文を読む



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