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奈良県立奈良高等学校(ならけんりつならこうとうがっこう、英語表記:''Nara Prefectural Nara Senior High School'')は、 奈良県奈良市に所在する男女共学の公立高等学校。奈良県の進学校のひとつであり、 ほぼすべての生徒が進学(大学、看護など医療系専門学校)を希望し、ほとんどの生徒が有名大学などに進学する。 創立以来生徒の自主性を重んじる校風で、文化祭や研修旅行などは生徒が中心となって企画する。 部活動も盛んであり、文武両道の精神を貫いている。 通称「奈高(なこう)」〔本校生以外の者は「奈良高(ならこう)」と呼ぶ場合もある。 通称「なこう」は奈良県のバス会社奈良交通を指すこともあるため。〕。 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の一つ。 ==概要== ;歴史 :1924年(大正13年)創立の「奈良県立奈良中学校」(旧制中学校)を前身とする。2014年(平成26年)に創立90周年を迎える。 ;校地および周辺 :東大寺や興福寺など多数の文化的建物を見渡すことができ、寺院の鐘の音が聞かれることがある。校地は隣接する常陸神社〔常陸の読みは「ひだち」。〕旧参道(現在地への学校移設時に神社参道の付け替えが行われた)を含み、丘陵地の中腹に位置する。 ;設置課程・学科 :全日制課程 普通科 (単位制)- 進学型単位制普通科 ::元々は学年制であった。多様な選択科目を設置して、多様な進路に対応するため、単位制に移行した。カリキュラムはホームページなどによれば200通り以上ある〔奈良県教育委員会公立高等学校・特別支援学校紹介 奈良高等学校 (2014).〕としている。 ::かつては定時制課程(夜間部)と通信制課程を有していたが、それぞれ2011年(平成23年)3月、2008年(平成20年)3月に廃止された。それぞれ奈良県立大和中央高等学校定時制課程・通信制課程に引き継がれている。 ;校風 :校訓は持たないが、校風を表す言葉として「自主創造」が掲げられ、生徒会規約の前文に於いてもその精神が強調されている。学力面のみならず体育活動や文化活動での活躍も多く、文武両道の伝統が貫かれている。全国大会に出場する部活動も多い。 ;校章 :天平文化を象徴する「宝相華」(ほうそうげ)〔唐草模様の一種。唐草に架空の5弁花の植物を組み合わせた空想的な花文で、中国では唐代、日本では奈良・平安時代に装飾模様として使用された。〕の中央に校名の「奈高」の文字(縦書き)が刻まれている。旧制中学校時代の校章を継承したもので、もとは「奈中」の文字が刻まれていたが、1952年(昭和27年)に総合制が廃止された際に「奈高」に改められた。宝相華は、同窓会の名称(宝相華会)やセミナーハウス(研修施設)の名称ともなっている。 ;校歌 :現校歌は1953年(昭和28年)2月11日に制定された。作詞は佐佐木信綱、作曲は信時潔による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「奈良高校」が登場する。 ::校種・校名の変遷により、奈良中学校校歌、市立高等女学校校歌〔作詞・作曲は東京音楽学校による。〕、奈良高等学校校歌(総合制時代)、奈良高等学校校歌(現校歌)の4種類の校歌を有する。 ;奈高賛歌 :校歌以外に応援歌や賛歌が存在する。応援歌は漢語調で力強い歌詞で、賛歌は「奈高賛歌」と称され、同校の精神や校内の自然などが謳われており、卒業式などの行事の際には校歌と並んで演奏される。 ;進路 :ほぼ全ての生徒が国公立大学をはじめとする上級学校への進学を希望する。主な進学先は、京都大学、大阪大学、神戸大学、大阪市立大学など。 ;同窓会 :校章にちなんで、「宝相華会」と称している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奈良県立奈良高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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