翻訳と辞書 |
奉先寺[ほうせんじ]
奉先寺(ほうせんじ)は、中国の洛陽郊外、龍門最大の規模をほこる寺院である。 本尊である大仏の仏座の北側に、唐の玄宗・開元10年(722年)に補刻された「河洛上都龍門之陽大盧舎那像龕記」碑の碑文の記述によれば、大仏龕は高宗の時の創建であるという。 大仏の肉髻から仏座までの高さが17.14m、向背まで含めると約20m。仏龕の東西の深さが38.7m、南北の広さが33.5mである。 碑記によれば、咸亨3年(672年)に、皇后の武氏が脂粉銭20,000貫を施助し、上元2年(675年)に完成したという。さらに、調露元年(679年)に、勅を奉じて大像龕の南に大奉先寺を置き、翌年の正月に、高宗が寺額を書した、と続いている。 その本尊の面貌は、武皇后、のちの則天武后のそれを写したという説がある。また、造営の責任者は、中国浄土教の祖の一人である善導であった。 category:中国の寺
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奉先寺」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|