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奥多摩湖観光 : ウィキペディア日本語版
小河内観光開発[おごうちかんこうかいはつ]

小河内観光開発株式会社(おごうちかんこうかいはつ)は、東京都西多摩郡奥多摩町にある奥多摩湖を横断する奥多摩湖ロープウェイ(正式名称:川野ロープウェイ)を運行していた索道事業者である。
2006年(平成18年)度鉄道要覧によると、現在の会社名は奥多摩湖観光株式会社となっているが、経営実態は不明。2007年(平成19年)度鉄道要覧には、この索道の記載は無い。
== 沿革 ==
奥多摩湖上遊覧、登山客の利便等を目的とし、1962年(昭和37年)1月に営業運転を開始。折りしも高度経済成長期、1964年東京オリンピックの開催を控え希望に満ちた時代でもあり、営業当初は主に関東方面から多くの観光客を集めたものの、数年後に湖上横断の橋梁が敷設されると自動車バスで簡単に対岸まで通行が可能になり、乗客が激減。元々高低差がわずか0.6mほどの平坦な索道で風景も変化に乏しく、距離も600m程度の短距離でもあり次第に陳腐化し、1966年(昭和41年)12月1日に「冬季休業」という名目でそのまま運行を一時停止。営業不振の理由により、1975年(昭和50年)3月に正式に運行休止申請が出されている。運行当時の輸送実績等は不明である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小河内観光開発」の詳細全文を読む



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