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奥岳川[おくだけがわ]
奥岳川(奥嶽川)(おくだけがわ)は、大分県豊後大野市を流れる大野川水系の一級河川。 == 概要 == 祖母山系を水源とし、豊後大野市の緒方・清川・三重地区を流れて、旧石器時代の遺跡である岩戸遺跡付近で大野川に合流する。九州でも屈指の清流とされ知られる。最上流部には川上本谷、ウルシワ谷、三枚谷、上流部には川上渓谷、中流部には滞迫峡(たいざこきょう)などの渓谷が発達している。 1955年(昭和30年)までは、上流に三菱金属尾平鉱山があり、錫や銅などを産出していた。この影響で、昭和40年代前半にはカドミウム汚染が問題となったことがある。 清川町にある轟川との合流地点のすぐ上流側には、轟橋(とどろばし)と出會橋(であいばし)の2本の石造アーチ橋が隣り合って架かっている。轟橋は1934年(昭和9年)に、出會橋は1925年(大正14年)に架けられたもので、轟橋のアーチの径間は32.1m、出會橋は29.3mと、石造アーチ橋としては日本で第1位、第2位の径間を誇る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奥岳川」の詳細全文を読む
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