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妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ : ウィキペディア日本語版 | 妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ 妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ(みょうじゅんでんじそはやのつるきうつすなり)は、鎌倉時代の筑後国の刀工・三池典太光世作と伝えられる日本刀。「革柄蝋色鞘刀〈無銘(伝三池光世作)/裏ニ「妙純傳持ソハヤノツルキ」/表ニ「ウツスナリ」ト刻ス〉」として1911年4月17日に重要文化財に指定されている。 刃長67.9cm、元幅3.9cm、先幅2.8cm、反り2.5cm〔“国指定文化財データベース”. 文化庁. 2015年10月1日閲覧。「革柄蝋色鞘刀〈無銘(伝三池光世作)/裏ニ「妙純傳持ソハヤノツルキ」/表ニ「ウツスナリ」ト刻ス〉」より 〕。 == 伝来 == 銘の意味は定かではないが征夷大将軍坂上田村麻呂の佩刀騒速(そはや)(そはや)もしくは田村麻呂伝説に登場する架空の刀ソハヤノツルギの写し説、美濃国守護代斎藤妙純が所持していた刀であるという説がある。また、尾張国熱田神宮のソハエの剣であるという説など諸説ある。 妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリは行光作の脇差と大小で徳川家康の愛刀であったという。家康は大坂の陣によって豊臣宗家(羽柴家)を滅ぼした後も、徳川家に対して不穏な動向のある西国にこの刀の切先を向けて久能山東照宮に安置するように遺言を残したという。現在は久能山東照宮博物館に収蔵されている。
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