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姫国山海録 : ウィキペディア日本語版
姫国山海録[きこくせんがいろく]
姫国山海録(きこくせんがいろく)は、江戸時代に描かれた日本の肉筆本。著者は南谷先生(なんこくせんせい)。1762年宝暦12年)5月という記述が序文に見られる。

== 概要 ==
古代中国の地理書『山海経』に見られる不思議な生物の記述を模して書かれたもので、日本各地に出現したと考えられる「山川に見るところの異物」の情報と図を記している。その多くは怪獣や妖怪(海鬼〔北海道松前に出たとされる。水虎の記述が解説のために引用されており河童の類として取り上げられていると見られる。〕、人魚)の類だが、虫の形状をしたものがほとんどを占めており、『山海経』に見られるような鳥獣の類はほぼない。
著者の南谷先生という人物については詳細不明。漢文によって編まれている本文や『和漢三才図会』(原文はおなじく漢文である)の引用などから、知識人階級の趣味あるいは手すさび感覚で編まれたものではないかと考えられている。
書名にある「姫国」(きこく)とは日本を示す漢語のひとつであり、日本の山海経という意味あいで題がつけられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「姫国山海録」の詳細全文を読む



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