|
結婚活動(けっこんかつどう)は、結婚するために必要な行動。略称は婚活(こんかつ)。就職活動(就活)に見立てて社会学者、山田昌弘が考案、提唱した造語。 言葉が初めて世に出たのは、『AERA』2007年11月5日号〔山田昌弘、白河桃子『「婚活」時代』ディスカヴァー・トゥエンティワン〈ディスカヴァー携書〉、2008年、ISBN 4887596235〕。ちなみに、山田は後に白河桃子と『「婚活」時代』を執筆。動機として「日本の結婚の実態を明らかにし、“結婚できないけれどしたい”という人をサポートすることが必要だと思った」〔「結婚できない男女が増加 今後は「婚活(こんかつ)」が必須に 『「婚活」時代』の著者、家族社会学者の山田昌弘氏に聞く」『日経ビジネスオンライン』2008年3月12日付配信より引用〕とインタビューで答えている。一方共著の白河桃子は婚活は限界に迎えていると説いている(後述)。 == 婚活の概要 == 山田らによる『「婚活」時代』では以下のとおり。 * 自分を磨いてみる - 男性のコミュニケーション能力や経済力など。女性は磨きすぎると、逆に結婚可能性が遠のくという指摘がある〔。 なお、婚活のブーム化や、少子化対策などを背景として、結婚活動の支援に取り組む地方自治体や企業も出てきている。また、こうした社会情勢を奇貨とみた企業によって、結婚活動関係のビジネスが活況を呈している。しかし、商行為が悪質とされた企業が告発されるなどの問題も発生している。また、さまざまな婚活に参加したもののうまくいかず婚活疲れに陥った女性らも存在する〔そ〜いや“婚活”ってどうなった? 独女通信〕。 評論家の三浦展、エコノミストの門倉貴史らは、結婚相手の収入に対する女性側の要求水準が高まり、少子化が進む一方、収入の不安定な者同士の「できちゃった結婚」が増えることで、社会階層(ないし階級)の固定化及び世襲化が進むと論じている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「結婚活動」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|