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存在(そんざい、英語 being, existence, ドイツ語 Sein)とは、 * あること〔広辞苑 第五版 p.1586 存在〕。あるいは、いること〔。また、そのある(いる)何か〔。「歴史に存在する人物」「神の存在」のように用いる〔。 * (哲学) * 他の何かに依存することなく、それ自体としてあるもの〔大辞泉 「存在」〕。 * ものの本質〔。 * (人間にとって)まず現実(リアリティ)としてあるもの。実存〔。 * 《現象》として人の意識に映じているものや人が経験している内容〔。 == 概要 == 「存在」は古代ギリシャ語ではeon や ousia ウーシア、ラテン語ではesse エッセ、ドイツ語では大文字で始まるSein ザイン、フランス語ではêtre エ(ー)トルなどとされる〔哲学思想事典 1998年 pp.991-992 岩田靖夫 執筆「存在」〕。 ヨーロッパの哲学の歴史を見てみると、「存在」についての思索、つまり「いったい何が“ある”のか?」や「“ある”とはどういうことか」ということは、ひとつの究極の主題であったとも言える〔。別の言い方をすると(他の地域の哲学はまた別の話であるが)ヨーロッパ哲学は基本的に存在論であったとも言える〔。 一方、東洋ではインドで、《無》と関連づけられつつ《有》が探求された。解脱指向のアプローチが現れたり、(西洋同様とも言える)現象界の虚妄性を強調するアプローチが現れた。(後述) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「存在」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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