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孤篷庵[こほうあん]
孤篷庵(こほうあん)は、京都府京都市北区紫野にある臨済宗の寺院。臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭である。他の塔頭群とは離れた、大徳寺境域の西端に位置する。庵号の「孤篷」は「一艘の苫舟」の意で、小堀政一(遠州)が師事した春屋宗園から授かった号である〔『週刊朝日百科 日本の国宝』20号、p.6 - 309; 『京の禅寺をたずねる』、p.62〕。非公開だが、数年に1回は10日間程度の特別公開がある。 == 歴史 == 慶長17年(1612年)に、黒田長政が創建した大徳寺塔頭、龍光院内に小堀遠州が江月宗玩を開祖として庵を建立。寛永20年(1643年)に現在地に移し、江雲宗龍(遠州の実子)が継いだ。その後、寛政5年(1793年)の火災により焼失するが、遠州を崇敬した大名茶人で松江藩主の松平治郷(不昧)が古図に基づき再建した〔『茶室百選』、p.202; 『京の禅寺をたずねる』、p.62〕。現住は18世小堀卓厳。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「孤篷庵」の詳細全文を読む
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