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孤高のストレンジャー[ここうのすとれんじゃー]
『孤高のストレンジャー』(原題:Stranger in Us All)は、リッチー・ブラックモア率いるハードロック・バンド、レインボーが1995年に発表したスタジオ・アルバム。『ストリート・オブ・ドリームス』(1983年)以来となるレインボー名義の新作だが、ブラックモア以外は新メンバーである。 == 背景 == リッチー・ブラックモアは2度目のディープ・パープル脱退の後、ソロ・プロジェクトに着手。当初の発表では「Moon」というバンド名だったが、その後「Rainbow Moon」に変更され〔日本初回盤(BVCP-862)ライナーノーツ(酒井康、1995年7月14日)〕、最終的にはレコード会社の判断によりレインボー名義となった〔Interview with DOOGIE WHITE | DMME.net - 2014年7月19日閲覧〕。 過去にミッドナイト・ブルーやプレイング・マンティスで活動したドゥギー・ホワイトが、ボーカリストとして参加。ホワイトによれば、当初はブライアン・アダムス風のスタイルのボーカリストが起用されていたが、そのボーカリストはブラックモアの音楽も、ジャムを通じてアイディアを得る手法も理解できていなかったことが問題となり〔、最終的にホワイトが加入。ホワイトは最初の2日間のリハーサルで、ブラックモアと3曲を共作したという〔。 後にブラックモアと共にブラックモアズ・ナイトを結成するキャンディス・ナイトが、バックグラウンド・ボーカルに加えて4曲のソングライティングに貢献した〔Candice Night Biography | Ritchie Blackmore & Blackmore's Night - 2014年7月19日閲覧〕。「アリエル」はブラックモアズ・ナイトのライヴでも演奏され、映像作品『パリス・ムーン』には2006年のパリ公演における演奏が収録された。 「ホール・オブ・ザ・マウンテン・キング」は、エドヴァルド・グリーグの『ペール・ギュント』からの「山の魔王の宮殿にて」をアレンジしたもので、同じ『ペール・ギュント』からの「朝」も引用されている〔。「スティル・アイム・サッド」はヤードバーズのカヴァーで、レインボーの1975年のアルバム『銀嶺の覇者』にインストゥルメンタルとして収録され、その後のライヴではロニー・ジェイムス・ディオのボーカルをフィーチャーして演奏されていた〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「孤高のストレンジャー」の詳細全文を読む
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