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学園ソング[がくえんそんぐ]
学園ソング(がくえんソング)は、1960年代初め(昭和30年代後半)に盛んになった歌謡曲のジャンルの一つである。青春歌謡ということもある。学校での友情や、初恋などの淡い恋愛感情などがテーマで、中学生や高校生が学校内で歌っても問題にならないような歌である。 ==背景== 当時歌謡曲には、ポップスと演歌の区別もなく、一括して流行歌と呼ばれていた。しかし、歌詞の内容は、江戸・明治期からの「お座敷唄」の血を引く大人の恋愛や、股旅ものと呼ばれるやくざがテーマになったものなどが多かった。あまり健全な内容とはいえず、学校で口ずさんだりすれば、教師に怒られたものである。 しかし、1960年前後に、テレビが一般家庭に普及すると、これをよく視聴したのは子供や若者たちで、それに会わせるように、シャボン玉ホリデーや夢であいましょうなどの若者向きの歌謡番組が登場し、健康的で明るい若者向きの唄が次々と作出された。『心の窓に灯(ともしび)を』や『寒い朝』、『こんにちは赤ちゃん』などは、こうした番組から生まれた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「学園ソング」の詳細全文を読む
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