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学校法人暁星学園[ぎょうせいがくえん]
暁星学園(ぎょうせいがくえん)は、東京都千代田区にあり、暁星幼稚園、暁星小学校、暁星中学校・高等学校を運営し幼小中高一貫教育を提供するカトリック系の学校法人である。創立以来、多くの著名な卒業生を輩出し、全国屈指のフランス系カトリックの名門校として知られる〔「名門高校人脈」(鈴木隆祐、光文社新書、2005年、ISBN 4-334-03317-2)〕〔週刊読売 55(42), 130-131, 1996-09-29 「現代日本の名門校」-23-暁星学園 読売新聞社〕〔『日本の名門校-「人材を育む」この中高一貫校-』二見喜章著 主婦の友社 P118-121〕。なお、千葉県木更津市に所在する暁星国際学園とは無関係である(学校法人暁星国際学園、田川茂の項も参照)。 ==概要== キリスト教に基づいた教育を行っている男子校(幼稚園は男女共学)であり、その歴史は、19世紀の初頭、フランス南西部の中心都市ボルドーに、カトリック男子修道会が創設されたことに始まる。フランス革命の荒廃した社会風潮から「青少年を守ろう」と、シャミナード神父が7人の修道士に呼び掛け、教育修道会マリア会を組織した。1888年(明治21年)に同会から派遣された4名のフランス人と1名のアメリカ人宣教師達によって東京・築地明石町に暁星学園は開校される。二年後の1890年(明治23年)には現在地九段の高台に移転したが、名門・暁星学園も初めは「わずか六人の生徒」を数えるだけの”寺子屋”的な教育機関に過ぎなっかった〔。 『キリスト教の理念に基づく教育により、 人格の完成をめざすと共に社会の福祉に努める人物を育成すること』を建学の精神とし、政財界から芸能の世界に至るまで幅広く人材・異才を送り出してきた〔文藝春秋社編 『同級生交歓』(文春新書、2006年7月)〕〔。特に、フランス語を必修とする本校は、開校当初から「外交官の養成機関」といわれるほど、国際人として海外で活躍する優れた人材を数多く世に送り出してきた。これは、外交官や欧米先進国の上流社会では「フランス語が公用語」となっており、英語が主流となった現在でもなお「日常語はフランス語」で為され、フランス語は「上流階級のステータス」とされるためである。このことから、フランスとの関係を主とする国際的な一面もあり、卒業式には、フランスやバチカン大使館員なども来賓として訪れる。また、生徒間での交流は特に無かったものの、隣接する場所にはフランス系の外国人学校、リセ・フランコ・ジャポネ・ド・東京があったが、2012年5月に移転し跡地は現在マンションが建っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「学校法人暁星学園」の詳細全文を読む
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