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孫子算経[そんしさんけい]
孫子算経(そんしさんけい、)は、南北朝時代に書かれた算術書であり、唐代に編纂されたの1つとなっている。著者の「孫子」について詳細はよくわかっていないが、兵法書の『孫子』を著したとされる孫武より時代は下る。 == 成立年代 == 孫子算経が著された正確な年代はわかっていないが、以下のように、内容から南北朝時代の成立と推定されている〔 and An Tian Se. "Fleeting Footsteps", p. 4. World Scientific. ISBN 981-02-3696-4.〕。 *下巻の問33に「洛陽は長安から900里離れている」とあるが、「長安」という語が使われるようになったのが漢代である。 *下巻の問3には「19路四方の盤」とあるが、19路の囲碁は3世紀中頃から見られる。 *下巻で「1匹(注:長さの単位)で値段が18000の錦がある。丈・尺・寸当たりの値段はいくらか」という問があるが、孫子算経では473年に変更される前の長さの単位で計算を行っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「孫子算経」の詳細全文を読む
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