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孵卵器(ふらんき)とは鳥類や爬虫類、魚類の卵を人工孵化させるための装置である。 == 概要 == 孵卵器は原理的には恒温槽(こうおんそう)と同じであり、保温する装置として広義ではインキュベーターとも言う。 人工孵化させる為に卵を保温するにあたって、その生物ごとに最適な孵化温度がある。 例としてニワトリの人工孵化で最適な温度は37.6~38.0℃であるが、これより温度が2℃ほど上下すると孵化率が極端に低下する。 従って、いかに高精度に最適温度で保温出来るかが重要となる。 規模は鳥類用孵卵器では鶏卵が16個ほどが入る小型孵卵器(価格は5、6万円ほど)から孵化場で使用される数千個入る大型孵卵器がある。 特殊なタイプとしては、トキの卵を保温したまま中国から輸送する為に昭和フランキによって携帯孵卵器が開発された。内蔵電源により18時間はコードレスで保温できるという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「孵卵器」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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