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宇品陸軍糧秣支廠[うじなりくぐんりょうまつししょう]
宇品陸軍糧秣支廠(うじなりくぐんりょうまつししょう)は、かつて広島県安芸郡宇品(現広島市南区)に設置されていた大日本帝国陸軍の糧秣の保管・補給・製造施設。 == 概要 == 糧秣とは、「糧」が兵士の食糧、「秣」が軍馬の餌のことを意味し、つまりレーションと飼料にあたる。ここで行われていた業務はそれらの調達・配給・貯蓄である。それに加えて牛肉缶詰や搗精(精米)作業つまり製造も行われ、更に精米や缶詰の試験・検査の技術的な研究も行われていた〔〔〔。 糧秣廠は、本廠が東京深川越中島に、支廠は大阪天保山・札幌苗穂・満州に置かれる。本廠の派出所あるいは出張所も存在した。その中で宇品は大阪とともに初期から存在した支廠の一つにあたる。また広島には糧秣の他、被服支廠と兵器支廠と陸軍3支廠が揃っていた。 現在は一部建物が広島市郷土資料館として用いられている他、モニュメントとして部分的に残されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇品陸軍糧秣支廠」の詳細全文を読む
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