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宇土城 : ウィキペディア日本語版
宇土城[うとじょう]
宇土城(うとじょう)は、熊本県宇土市に存在した城郭である。別名、城山ともいう。同市神馬町にあった中世期の宇土城である、宇土古城についても併記する。
== 概要 ==
宇土城は小西行長によって宇土古城の東に位置する丘に築かれた平山城である。3重の天守などが建てられたが、小西行長が関ヶ原の戦いに敗れ、同時期に肥後国緑川以北と葦北郡を所領していた加藤清正が、宇土城攻略の功績によって小西領を併合して肥後一国の大守となり、宇土城を所有した。その宇土城の天守は清正によって熊本城へ移築され、宇土櫓となったという伝承があるが、1927年昭和2年)に熊本城宇土櫓を解体修理した調査の際には移築の痕跡が見られず、城戸久などによって否定されている〔城戸久「熊本城宇土櫓造営年次私考」『建築学会論文集』第30号 昭和18年9月(1943年)〕。
寛永9年(1632年)の加藤氏改易によって細川領となった後は、宇土藩の藩庁である宇土陣屋が現在の新小路町に置かれ、跡地は荒蕪地とされた。
現在、宇土古城跡(宇土市神馬町)は国の史跡に指定され、歴史公園「史跡宇土城跡」として整備され、建物跡・横堀・城門など一部の遺構が復元整備されている。また、近世宇土城跡は、本丸跡が城山公園として整備され、石垣、堀などが残っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宇土城」の詳細全文を読む



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