翻訳と辞書 |
宇土市院長夫人殺害事件 : ウィキペディア日本語版 | 宇土市院長夫人殺害事件[うとしいいんちょうふじんさつじんじけん] 宇土市院長夫人殺害事件(うとしいいんちょうふじんさつじんじけん)は2004年3月に熊本県宇土市で医院長夫人(当時49歳)が自宅で刺殺された事件。 == 概要 == 2004年3月13日に宇土市の自宅の玄関で、ゴルフの練習を終えて帰宅した院長である夫が自宅の玄関先で妻が血まみれになって倒れているのを発見、通報した。当日は午後1時まで自宅敷地内の診療所で診察をしており、警察などの捜査により、犯行時刻は夫が留守をしていた午後2時~3時半ごろとみられる。居間のタンスが物色されるなどの跡があるが、現金や金庫などは盗まれておらず、金銭目的か怨恨かは不明。さらに室内にスニーカーに付いた血による足跡が残されていた。 2011年3月26日に、別の殺人事件で起訴されていた人物が、犯行を自供したため、熊本県警が再逮捕した。 遺体には顔に複数の刺し傷があり、頭など数十カ所を鈍器で殴られ失血死し、そばには凶器とみられる刃物が落ちていたが、致命傷を与えた鈍器は見つかっていない。 第一審は裁判員裁判で行われ、2011年10月25日に熊本地方裁判所は死刑判決を言い渡した。 被告は控訴したが、2012年4月11日に福岡高等裁判所で控訴が棄却された。同年9月10日に最高裁への上告を取り下げ、死刑が確定した。一審が裁判員裁判だった被告の死刑確定は3件目。 2015年現在、福岡拘置所に収監されている。
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|