翻訳と辞書
Words near each other
・ 宇宙の大規模構造
・ 宇宙の子供
・ 宇宙の審判
・ 宇宙の小石
・ 宇宙の年表
・ 宇宙の年齢
・ 宇宙の形
・ 宇宙の戦士
・ 宇宙の戦士 (アニメ)
・ 宇宙の日
宇宙の晴れ上がり
・ 宇宙の曲率
・ 宇宙の未来
・ 宇宙の歴史
・ 宇宙の法則
・ 宇宙の泡構造
・ 宇宙の渚
・ 宇宙の灯台
・ 宇宙の熱的死
・ 宇宙の白鳥


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

宇宙の晴れ上がり : ウィキペディア日本語版
宇宙の晴れ上がり[うちゅうのはれあがり]
宇宙の晴れ上がり(うちゅうのはれあがり、Transparent to radiation)は、ビッグバン理論において宇宙の始まり以来、初めて光子が長距離を進めるようになった時期を指す。これはビッグバンからおよそ38万年後であるとされる〔宇宙はどのように生まれたのか (国立天文台)〕。英語ではRecombinationであり、「宇宙の晴れ上がり」という命名は佐藤文隆による。
ビッグバンからおよそ38万年後〔日本評論社『私達は暗黒宇宙から生まれた』6頁、福井康雄 ISBN 4-535-78426-4〕、宇宙の温度の低下〔この時期、宇宙は約3000Kまで低下していたと推定されている。〕にともない電子原子核が結合して原子を生成するようになると、光子は電子との相互作用をまぬがれ長距離を進めるようになった。これを宇宙が放射に対して透明になった(Transparent)、あるいは宇宙が晴れ上がった、と表現する。同様に、宇宙の晴れ上がり以前の状態は、宇宙が放射に対して不透明である(opaque)、あるいは宇宙が霧がかっている(Foggy)と、表現する。
この晴れ上がりの時期のマイクロ波最後の散乱面:en:Surface of last scattering)あるいは宇宙マイクロ波背景放射と呼ばれ、ビッグバン理論について現在得られる最も良い証拠であると考えられている〔宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の温度揺らぎ (国立天文台)〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宇宙の晴れ上がり」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.