|
宇宙世紀(うちゅうせいき、Universal Century:U.C.)とは、アニメ作品群『ガンダムシリーズ』のうち、『機動戦士ガンダム』およびその派生作品の舞台となった架空の紀年法。 また、それらの作品の世界観そのものを指して「宇宙世紀」という場合もある。 == 呼称法 == 宇宙世紀は「世紀」とは称するが100年区切りのそれではなく、実際には年をカウントする歴である。シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』の舞台となる「宇宙世紀0079」(ダブルオーセブンティーナイン)とは、宇宙世紀に入って79世紀(7900年)経過しているということではなく、宇宙世紀に入って79年目の年であることを意味する。 スペースコロニーへの移民が開始された年を0001年とする。慣用的に4桁の年号で表記され、例えば宇宙世紀0079年は英表記においてU.C.0079、同0123年はU.C.0123と略記され、それぞれ「ユニバーサルセンチュリー・ダブルオーセブンティナイン」、「ユニバーサルセンチュリー・オーワントゥエンティスリー」と発音する。日本語の場合も「うちゅうせいきダブルオーセブンティナイン」、「うちゅうせいきオーワントゥエンティスリー」「うちゅうせいきぜろぜろななきゅう」と、年号は英語式に読む。1979年のシリーズ第1作では「宇宙世紀00〜」(うちゅうせいきダブルオー〜)の形式のみ脚本に登場しており、「U.C.〜」(ユニバーサルセンチュリー)という表音・表記が映像作品の脚本に登場するのは、2005年の劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』が初となる。 『機動戦士ガンダムUC』劇中の地球連邦政府初代首相リカルド・マーセナスの演説によれば、コロニー移民から始まる宇宙時代の世紀という意味では「ユニバースセンチュリー」とするべきだったが、「人類はひとつになれるという事実を普遍化し、協調し、一個の種として広大な宇宙と向き合う」という祈りを込めて、あえて普遍的世紀(ユニバーサルセンチュリー)と名付けたという(ユニバーサルという言葉には、「宇宙の」「宇宙的な」という意味合いもある)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇宙世紀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|