|
宇部電気鉄道デキ11形電気機関車(うべでんきてつどうデキ11がたでんききかんしゃ)は、宇部電気鉄道が1937年(昭和12年)に新製した直流用電気機関車である。 宇部電気鉄道の戦時買収に伴って本形式も日本国有鉄道(国鉄)籍に編入され、後年ED25形(初代)と改番された。 == 概要 == 1937年(昭和12年)に日本鉄道自動車工業(現・東洋工機)で1両(デキ11)が新製された凸型の小型電気機関車である。 日本鉄道自動車工業は、1930年代 - 1940年代にかけて、中小私鉄向けに電車部品を利用した小型電気機関車を多数製造しており、この宇部電気鉄道デキ11もその典型的なタイプである。華奢な造りの凸型車体からもうかがえるように、あくまで中小私鉄の小規模な運用向けの車両であった。 台車は日本鉄道自動車工業が多用した、薄手の圧延鋼板を鋲接で組み立てた板台枠台車で、これは雨宮製作所が設計した電車用台車を模倣したものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇部電気鉄道デキ11形電気機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|