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宇都宮辻子[うつのみやずし]
宇都宮辻子(うつのみやずし)は、鎌倉にあった小道(辻子)のひとつ。 == 概要 == 宇都宮辻子は、鎌倉時代に鎌倉の鶴岡八幡宮から由比ヶ浜(相模湾)に向かって南北に延びる若宮大路の二の鳥居のすぐ南側(現住所では鎌倉市小町二丁目付近)にあった小道(辻子)で、若宮大路とその東側の小町大路の間を東西に結んでいた。下野国宇都宮社の神職で、平安時代末期に京で左衛門尉を務めるなど鎌倉幕府の有力御家人となった宇都宮朝綱ら宇都宮氏の鎌倉の居館がこの界隈にあったことからこの名で呼ばれた。鎌倉幕府(政庁)は第3代執権北条泰時によってそれまでの大倉から宇都宮辻子に南面する北側の地に移転され、宇都宮辻子幕府と呼ばれた。現在は宇都宮辻子幕府跡に宇都宮稲荷神社が鎮座しその面影を残す。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇都宮辻子」の詳細全文を読む
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