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守備のスペクトラム[しゅびのすぺくとらむ] 守備のスペクトラム(Defensive spectrum)は、セイバーメトリクスにおいて、フィールディングの各守備位置の連続性を示したものである。 == 概要 == 守備のスペクトラムは、次の通りに示される。 指名打者 - 一塁手 - 左翼手 - 右翼手 - 三塁手 - 中堅手 - 二塁手 - 遊撃手 - 捕手 - 投手の順である。 多くのオリジナルのセイバーメトリクス概念と同様に、防御的な連続性はビル・ジェームズによって1980年代の彼の著作で最初に紹介された。スペクトラムの基本的な前提は、右へいくほど選手の守備負担が大きいことを表している。選手は一般的に左方向へ向かってコンバートされていくが、右方向へコンバートさせる事は非常に危険である。最初に遊撃手としてプロ入りした選手が最終的に異なる守備位置で終える可能性は一塁手より遥かに高い。 打球への反応の速さを(RT)、初動の正確さを(RD)、空間認識能力を(RR)、走塁力を(SP)、捕球の正確さを(HD)、腕の強さを(AS)、送球の正確さを(AA)で示す。数値が高いほど、その守備位置において重要となるスキルである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「守備のスペクトラム」の詳細全文を読む
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