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安倍宗明[あべ の むねあき] 安倍 宗明(あべ の むねあき、生没年不詳)は、平安時代後期の貴族・陰陽師。安倍晴明の曾孫。権天文博士・安倍親宗の子。官位は従五位下・権天文博士。 == 経歴 == 権天文博士に任ぜられ、たびたび天文密奏を行っている。例えば、康和5年(1103年)2月16日〔ユリウス暦では1103年3月25日〕と永久元年(1113年)7月16日〔ユリウス暦では1113年8月28日〕に発生した月食の際に天文密奏を行ったことが藤原忠実の日記『殿暦』に記されている〔いずれも発生翌日の条に記載されている。〕。その他の天変や地震などの際にも宗明が天文密奏を行ったことが『殿暦』や『中右記』などから知ることができ、陽明文庫所蔵の『諸道勘文』には天仁3年(1110年)5月11日〔ユリウス暦では1110年5月31日〕に宗明が提出した天文道の勘文が記されている。 天文博士の官職は息子の広賢に継承されて、その一族は天文道の家柄となり「宗明流」と称された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安倍宗明」の詳細全文を読む
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