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安倍男笠[あべ の おがさ] 安部 男笠(あべ の おがさ、天平勝宝5年(753年) - 天長3年5月1日(826年6月9日))は、平安時代前期の貴族。無位・安倍道守の子で、参議・安倍兄雄の弟とする系図がある〔『備後福山 阿部家譜』東大史料編纂所蔵、内題「阿部家系」〕。娘に藤原冬嗣室がいる。官位は従四位上・主殿頭。 == 経歴 == 延暦17年(798年)従五位下・右兵衛佐に叙任される〔『日本後紀』天長3年5月1日条〕。大同5年(810年)薬子の変の発生に伴い左馬頭に任ぜられ〔『日本後紀』大同5年9月10日〕、弘仁3年(812年)三河守を兼帯〔『日本後紀』弘仁3年1月12日〕、のち駿河守・主殿頭を歴任した〔。この間、弘仁年間初頭に従五位上〔、弘仁4年(813年)三階昇進して従四位下に昇叙される〔『日本後紀』弘仁4年1月7日〕など嵯峨朝の初期に昇進を重ね、弘仁13年(822年)従四位上に至る〔『日本後紀』弘仁13年10月1日〕。 淳和朝の天長3年(826年)5月1日卒去。享年74。最終官位は散位従四位上。〔
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