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安全キャビネット (あんぜんキャビネット、biological safety cabinet、BSC、バイオハザード対策用キャビネット〔ほか別称として、生物学用安全キャビネット 、生物学的安全キャビネット 、安キャビなど。〕)は、バイオハザードを封じ込めるための箱状の実験設備である。 端的に言えば、排気を滅菌するドラフトチャンバーである。 == 概要 == 病院の検査室や感染症の研究所、大学の実験室等で病原体や遺伝子組換え生物を取り扱う実験者は、検体の感染症に感染してしまったり、有害な新規生物を漏洩してしまったりする危険がある。 この危険を回避するには、検体に含まれる病原体が実験者側に漏洩しないよう封じ込める必要がある。 安全キャビネットは、ドラフトチャンバーの排気口にHEPA等エアフィルターを取り付け、バイオハザードが箱外に漏出しないようにしたものである。これに滅菌吸気やエアカーテン、隔壁等を加え、無菌操作の便や安全性を高めたものもある(クラスII、クラスIII)。 日本工業規格における規格番号はJIS K 3800である 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安全キャビネット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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