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安全ピン : ウィキペディア日本語版
安全ピン[あんぜんぴん]

安全ピン(あんぜんピン、)は、複数枚のをとめるために使われる金属製器具。布同士を留めたり、服にバッジを留めたりする際に用いられる。
まっすぐな形をした留め針とは異なり、安全ピンは鋭い針の先を金具の中に引っ掛けておくことで、体や指に不用意に刺さらないようにできている。安全ピンは鋭いピンのある部分と、ピンの先を収納する留め金の付いた部分からなっており、根本にあるバネによって、留め金にかかっていないピンは開いた状態に戻るようになっている。
== 起源 ==
安全ピンの原型は紀元前14世紀ミケーネ文明にまで遡る。当時、「フィブラ」(fibulae、単数形は fibula)という名で呼ばれるブロンズなどの金属製の留め金があり、現在のピンと同様の目的で使用されていた。紀元前14世紀および紀元前13世紀のものと見られる初期のフィブラは現在の安全ピンとほとんど同様の外観である。これは古代ローマ時代まで使用され、衣服を留めるだけでなくエナメル、珊瑚、宝石などをあしらい装身具ブローチとして使われるものもあらわれた〔Chr. Blinkenberg "Fibules grecques et orientales", 1926年〕。
安全ピンはその後忘却されたが、1849年7月にアメリカ合衆国の発明家ウォルター・ハントにより再発明された。これはハントが借金を抱えていた頃に、金具をもてあそんで何かを発明しようとしている際に発見されたもので、借金の返済のため400ドルで売却された〔http://www.sjmv.org/Campus/Class/scinventors/safetypin/SafetyPin.html〕。この安全ピンは、針を開いた状態に戻すためのばねの存在などが古代の安全ピン(フィブラ)と異なっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「安全ピン」の詳細全文を読む



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