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安全側線 : ウィキペディア日本語版
安全側線[あんぜんそくせん]

安全側線(あんぜんそくせん)とは、過走して他の列車の進路に支障を来すことによる衝突を防止する目的で列車を進入させ、列車を意図的に脱線・停止させるために設ける停車場内の短い側線である。側線を設けないポイントだけの設備は、脱線転轍器(脱線ポイント)という。
== 概要 ==
行き違い施設では、列車が停止位置を冒進して本線に出てしまうと、対向列車と正面衝突する危険がある。そこで、本線に合流する分岐器の手前で分岐させ、その先を砂利盛りなどの車止めにしておくものが安全側線である。安全側線導入によって単線区間でも同時進入が可能になり、交換待ちによるダイヤのロスを減らすことができる〔鉄道運転規則第六十九条。過走による相互支障のおそれがある場合は、原則として停車場内に同時に進入または進出することは禁止されている。しかし、安全側線の設置や、警戒信号の現示などにより同時進入ができる。〕。
列車交換時には分岐器は安全側線側に開通しており、列車が冒進した場合はそのまま安全側線に進入させた上で砂利盛りなどの車止めで停止させ、対向列車との衝突を避ける仕組になっている。
日本では1913年10月17日に発生した東岩瀬事故を教訓に全国で整備された。この東岩瀬事故やそれまでのオーバーランの実例、種々の実験の結果を参考に、突込線(1926年に突込線が「安全側線」と改称された)の長さは約91mとされ、さらに車止を設け、その手前約10mの区間に砂利盛りをすることになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「安全側線」の詳細全文を読む



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