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安八郡(あんぱちぐん)は、美濃国と岐阜県の郡である。 以下の3町を含む。 * 神戸町(ごうどちょう) * 輪之内町(わのうちちょう) * 安八町(あんぱちちょう) == 歴史 == 『日本書紀』壬申紀に、安八磨郡(あはちまのこおり)として現れる。この時期の評を書紀は郡に書き改めているので、当時の呼び名は安八磨評である。672年の安八磨郡には大海人皇子(後の天武天皇)の湯沐令として多品治がおり、郡全体が大海人皇子の湯沐邑だったと考えられる。壬申の乱では皇子のために真っ先に兵を挙げた。 大宝2年(702年)の戸籍には味蜂間郡のものがあり、これも同じ郡を指す。その戸籍にある味蜂間郡の春部里は、後の池田郡の春日とみられ、古い味蜂間郡(安八磨郡)は後の池田郡をもあわせた領域だったと推測される。10世紀の和名類聚抄成立までに池田郡が分離した。 「あんぱちぐん」と呼ばれるようになったのは明治以降といわれている。明治以降、その大半は大垣市、一部は揖斐郡や海津郡(現・海津市)となり、現存する安八郡はわずかである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安八郡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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