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安徽料理 : ウィキペディア日本語版
安徽料理[あんきりょうり]

安徽料理(あんきりょうり、中国語: Ānhuī cài、 Huī cài、 Wǎn cài)は、中華人民共和国安徽省郷土料理中華料理の八大菜系のひとつに挙げられる。
== 概要 ==
中国の中部に位置する安徽省は海に面しておらず、南部には山が多く、中部・北部は長江淮河の流域として淮北平原を形成し、低湿地が多いという地理的な特徴がある。このため、山で採れる山野草、キノコ、野生動物や、川魚スッポンなどの淡水産の食材を使う特徴がある。
省南部の黄山の東南にある徽州(現歙県)を発祥の地とする味が濃く、比較的油を多く使い、とろみを付けてこってりした料理が代表的なものとして知られる。ただし、カエルのスープなど塩味だけのあっさりしたものもある。現在の省都である合肥市周辺の料理の味付けは、同じく江南に位置する江蘇省淮揚料理と通じ、省内では比較的甘い味付けとなっている。また、北部の蚌埠市周辺では唐辛子コリアンダー醤油を多用する辛く濃厚な味の料理が存在し、省内でも異なっている。このため、南から順に、徽州菜沿江菜沿淮菜という3つの地方料理に下位分類される。
現在は炒め物揚げ物も一般的であるが、徽州の伝統的な料理は煮物蒸し物として作られているものが多い。独特の調理法として、滑燒と呼ばれる、下味や油通しなどをせずに、強熱した中華鍋に材料と合わせ調味料を同時に入れて、2分間ほどで一気に煮炒めする手法がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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