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安松丸[あんしょうまる]
安松丸(あんしょうまる)は、宮崎駿のイラストエッセイ『宮崎駿の雑想ノート』の一編「特設空母安松丸物語」、及びそれを原作としたラジオドラマに登場する架空の航空母艦。 == 概要 == 大日本帝国海軍が運用する特設航空母艦。元々は太平洋航路の高速貨物船として建造されていたものを、大日本帝国陸軍が徴用して上陸支援空母に改造した物であるが、改造後に「貨物船としては高速」な15ノットという低速、甲板面積が狭くトップヘビーな船体などの欠陥が露呈し、未成状態で港に係留されていた。その後、海軍のもの狂い司令官に発見され、改装の後に海軍によって運用される事になる。 総トン数7,000tと空母としては極めて小型な艦であり、搭載可能な艦載機は僅か6機のみ。エレベーターを設置するスペースも無い為、艦載機の展開・格納は艦前後部の二ヶ所にある開放型格納庫から5tデリックを用いて行われる(エレベーターは塗装のみ施されている)。また、島型艦橋ではなく甲板下に仮設ブリッジを有しているが、これとは別に甲板右脇に指揮所が設置されている。 艦載機には、日中戦争で使用された後に全国に分散していた九六式艦上攻撃機が使用されたが、酷使の後に旧式化した機体がほとんどだった為、複数の機体の良好な部分を継ぎ合わせて使用可能な機体が製作されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安松丸」の詳細全文を読む
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