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安永餅 : ウィキペディア日本語版
安永餅[やすながもち]

安永餅(やすながもち)は、つぶ餡(あん)の入った細長く平らな焼餅で、三重県桑名市の代表的銘菓。「ともち」、「牛の舌もち」とも称された。
== 概要 ==
安永餅は江戸時代から安永立場(安永)において桑名宿を往来する旅人などに人気を博し、茶店で、または土産物として広く親しまれた。桑名で隠居していた松平定信(楽翁公)が非常時の食糧として安永餅を考案したという伝承がある。しかし、安永餅と同形態の餅を食する文化は桑名から四日市鈴鹿にかけて広く分布しており、創業当時の史料も残っていないため、安永餅の発祥は、はっきりしていない。
現在、安永餅の製造、販売は「永餅屋老舗」(1634年寛永11年)創業)と「安永餅本舗 柏屋」の2業者によって行われている。永餅屋老舗では、通常の安永餅の他に、慶事用の「紅白安永餅」(要注文)や、なばなの里店限定、かつ、季節限定で、安永餅の生地になばなを混ぜ込んだ「なばな安永餅」も販売されている。
安永立場にあった安永餅の店跡は、現在、料理旅館 玉喜亭(たまきてい)の母屋として使用されており、「安永餅の郷博物館」として整備されている。博物館の見学には予約が必要である。建屋は1818年文政元年)築で、かまど、木戸、藤棚などが往時のままの状態で保存されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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