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安泰寺[あんたいじ]
安泰寺(あんたいじ)は、兵庫県美方郡新温泉町にある曹洞宗の禅道場である。自給自足の坐禅道場。2002年から、9代目の住職はドイツ人のネルケ無方である。 == 歴史 == 1921年、丘宗潭によって曹洞宗宗学研究の学堂として、京都洛北の玄琢に開創された。以来、第二次世界大戦まで、同宗近代の伝統宗学はこの学堂によって継承発展した。 第二次世界大戦中には荒廃の一時期もあったが、1949年、沢木興道と内山興正の師弟が入寺し道元の只管打坐を綿密純粋に行持する「紫竹林参禅道場」として再興した。坐禅と托鉢行に徹した簡素な修行道場はいつしか世に知られるところとなり、参禅の士は日本国内ばかりでなく世界各地から集うようになった。 修行者の増加に加えて周囲の宅地化による騒音は坐禅道場としての条件を満たすことができなくなり、また、山の静けさと中国禅の理想でもあった自給自足の生活を求めるため、1976年に安泰寺は現地の久斗山に移転した。周囲を山々に囲まれ、境内地は50haある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安泰寺」の詳細全文を読む
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