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安芸国人一揆[あきこくじんいっき] 安芸国人一揆(あきこくじんいっき)は、室町時代に安芸国の国人たちが、周囲の大勢力に対抗するために結んだ団結(国一揆)である。 == 背景 == 安芸国には、古くは鎌倉時代より武田氏が守護として任じられて守護代を派遣していたが、南北朝時代に武田信武の次男である武田氏信が分家して安芸武田氏となった。しかし、室町幕府は応安元年(1368年)に氏信を守護職から解任。代わって、今川貞世・細川頼元・渋川満頼が次々に任じられた。その後は山名氏が守護を引き継ぐも十分な支配を敷くことができないまま応仁の乱により勢力は減衰。一方で、安芸武田氏も勢力を回復させるには至らなかったことから、安芸には有力な支配者がおらず、長年に渡り幕府や近隣の大勢力に振り回されることになる。そのため、安芸の国人領主たちは、相互扶助を目的として団結することで対処しようとしていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安芸国人一揆」の詳細全文を読む
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