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府中町(ふちゅうちょう)は、広島県の南西部に位置する町。日本の町村の中で推計人口が2番目に多い〔推計人口において長らく、町の中で当町が全国1位(参照)、岩手県岩手郡滝沢村が村の中で全国1位(参照2)であり、町村合わせると滝沢村が第1位、当町が第2位だった。2014年1月1日に滝沢村が市制施行して滝沢市となったため、同日以降、町村合わせて当町が全国1位となった。しかし、同年11月1日に宮城県黒川郡富谷町に抜かれ、全国2位になった。なお、富谷町は2016年10月10日に市制施行予定である。〕。 == 概要 == 町内で、古墳時代後期の上岡田古墳が発掘〔上岡田古墳 | | ひとがきらめき まちが輝く 府中町 〕。平安時代から、安芸国の中心として国庁や総社が町内に置かれ〔総社跡 | | ひとがきらめき まちが輝く 府中町 〕〔国庁屋敷・田所明神社と田所文書(広島県重要文化財) | | ひとがきらめき まちが輝く 府中町 〕。現在でも、安芸国の三大神社の一つの多家神社が置かれるなど、歴史のある町である。 ファイル:Geihantushi-01.jpg|芸藩通志の江戸時代の府中町周辺の地図 ファイル:Geihantushi-02.jpg|芸州厳島図会の総社周辺の地図 戦前は人口が10,000人にも満たない町であったが、戦後広島市のベッドタウンとして急速に宅地化が進み人口が急増した。昭和30年代後半に20,000人、1966年に30,000人、1970年に40,000人を突破し、1987年に50,000人を突破して以来、現在に至るまで50,000人台を維持している〔国勢調査、広島県人口移動統計調査〕。単独市制条件を満たしており、市制施行が検討されているが時期など具体的な計画は未定である。 なお、可住地面積は僅か約6km²〔〕であり、実質の人口密度は約8,500人と三大都市圏や沖縄県那覇市などに匹敵する高さである。 2010年(平成22年)の国勢調査では人口は50,442人であった〔平成22年国勢調査 人口等基本集計結果 - 府中町〕〔。 同じ広島県にある府中市のほか、竹原、庄原、大竹、安芸高田、江田島の各市よりも人口が多い。 自動車メーカーマツダの本社が所在する企業城下町であるため、主要産業は、自動車会社のマツダ本社及び、その関連会社である。以前はキリンビール広島工場があり、現在はイオンモール広島府中(キリンビアパーク広島内)になっている。 なお、東京都には「府中市」(武蔵府中)があり、また同じ広島県にも「府中市」(備後府中)があるが、本稿の府中町も旧国名を冠して「安芸府中」と呼んで区別される。 詳細は「府中」を参照の事。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「府中町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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