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宗主国(そうしゅこく)とは、実際の権力は対等もしくは逆転しているが格式や権威において上下関係を有するか、または格式や名目上の権威においては対等だが権限範囲において上下関係を有する諸国において、その最上位にあって他の関係諸国を下位とする国である。 == 元来の意味 == 儒教的封建国家の関係における上位の国。下位の国は藩属という。 漢文においては、単に宗主ともいい、藩属(もしくは藩属国)との対語である。(藩属(はんぞく)は藩塀(はんぺい)とは別語) 藩属国は宗主国から王国や公国等として冊封される。とはいえ、藩属国は宗主国の強い統制下に置かれている場合もあれば、逆に宗主国が名目上の主君の強制力しか有せず藩属国が強い独立性を持つ場合もある。要するに、藩属国が宗主国からどのような掣肘を受けどのような自由を有するかは時代によって異なるのである。 中国の柵封体制において宗主国は藩属国から朝貢を受ける場合、朝貢してくる国のすべてが冊封を受けて中華皇帝の臣に叙されているわけではない。また中華帝国内の地方官も皇帝には朝貢を捧げるもので、朝貢は必ずしも外交に関わるものではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宗主国」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Suzerainty 」があります。 スポンサード リンク
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