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宗谷岬(そうやみさき)は、北海道稚内市にある岬。日本政府の実効支配の及ぶ範囲で、一般人の行く事のできる日本最北端の地である。 == 概要 == * 日本政府が領有権を主張する範囲における最北端の地は、北方領土・択捉島にあるカモイワッカ岬であり、また、現在日本政府の実効支配が及ぶ範囲における日本最北端の地は、宗谷岬の西北西の沖合い1kmに位置する弁天島という岩礁である。 * 「岬」とは称するものの、尖った地形になっている訳ではなく、海岸線がカーブしているだけである。一般人が通常利用する交通手段を用いて到達できる範囲においての日本国領土内の最北端の地であるため、「日本最北端の地」と記された石碑が建てられており、この石碑を目指し多くの観光客が訪れている。 * かつては「大岬(おおみさき)」とも称していたため、稚内市民など周辺住民の間では大岬と呼ぶ者も多い。 * 岬周辺は宗谷岬集落(旧称大岬)となっており、商店や人家が数多く建っている。 * 岬の東端にある宗谷港はタコの水揚量が全国第2位である。 * 地理上の特徴として付近には様々な「日本最北端」が存在する。 * 岬の南方に広がる宗谷丘陵は、全国的に見ても珍しい周氷河地形を肉眼で確認できることから、2004年10月に北海道遺産に選定された。丘陵内にはこの地形を利用した牧場があり、のんびりと放牧されている宗谷黒牛や、風力発電の風車群を見ながら通る道は、稚内市街から宗谷岬を目指す観光ルートの一部として定着している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宗谷岬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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