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釜石鉱山鉄道(かまいしこうざんてつどう)は、かつて釜石市の釜石 - 大橋間に存在した釜石鉱山から釜石製鉄所への鉱石を輸送するための鉄道である。 日本で3番目の鉄道路線として開業したものの僅か3年で廃止され、その後馬車鉄道として復活し後に蒸気運転に切り替えられ、何度も経営母体が変わってその過程で旅客扱いをするようになり、さらには並行して国鉄釜石線が開通してその旅客扱いが廃止されるなど、複雑な経緯をたどっている。 == 路線データ == 1934年当時 * 路線距離:釜石 - 大橋間16.0km * 駅数:8 * 軌間:762mm * 複線区間:なし(全線単線) * 電化区間:なし(全線非電化) 起点の鈴子(釜石)より先の製鉄所内にも線路がはりめぐされ、さらに釜石港の桟橋に向かう線路が敷設され、製品の出荷や北海道炭、くず鉄、雑貨など船荷の輸送に使用された。その総延長は57.0km、ポイント数は520箇所、ダイヤモンドクロッシングは23箇所であった〔清野正衛「釜石製鉄所における構内輸送」『鉄鋼界』昭和35年6月号、73頁〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「釜石鉱山鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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