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宙に浮いた年金記録(ちゅうにういたねんきんきろく)とは納付記録があるものの基礎年金番号に統合されずにいる、持ち主の分からない年金記録のことである。 「宙に浮く年金記録5000万件」は同義。「消えた年金記録」と並んで、この2つは国民的大問題となった年金記録問題における最も重要なキーワードとなる。 ==概要== 宙に浮いた年金記録は、2006年6月時点で5095万1103件、2014年2月現在2112万件存在する。 当初社会保険庁は、国民年金・厚生年金など各制度の年金番号を共通化(1人1番号に)するために当時複数存在していた年金手帳番号を順次基礎年金番号に統合していくことになっていた(1997年時点)。ところが、未統合のままの年金記録が2006年6月時点で5000万件以上も残っていることが判明した。 2007年2月、国会でこのことが指摘され明らかになると政府・与党は「年金時効特例法案」を国会に提出するなどして対応した。更に与党は「(2008年)3月までに名寄せを完了させる」として責任をもって事態を解決することを公約していた。 そして、宙に浮いた年金記録の名寄せ作業が進んだ2007年12月に社会保険庁は5095万件の内訳を明らかにした(以下推計)。基礎年金番号に統合できそうな記録、1100万件。統合済み及び統合の必要がない(死亡・脱退など)記録、1550万件。今後解明が必要な(名寄せ困難な)記録、1975万件。氏名が欠落した記録、470万件。 社会保険庁は今後解明が必要な(名寄せ困難な)記録1975万件のうち、自らによる入力ミスなどが原因の945万件は原本の紙台帳との突き合わせ作業などを行っても持ち主が特定できない可能性があると明かした。 社会保険庁はコンピュータによる5000万件の名寄せ作業をおこなったうえで、その結果を「ねんきん特別便」という通知書にして被保険者に届けることにしている。このねんきん特別便は2007年12月17日から発送を開始し2008年3月までに完了した。これにより社会保険庁は被保険者の信頼を取り戻そうとしているが、被保険者側からはねんきん特別便の内容に誤りがあった場合それが本当に解決されるのかなどねんきん特別便の効果に対して大きな疑問を持たれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宙に浮いた年金記録」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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